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2023/12/30

景観100選 105 塩釜神社 (2015年4月29日)

塩釜神社

 塩釜神社は大笹生の小高い丘 (標高175.8mの羽根山) に鎮座している。急勾配の石段を登った先にコンクリート造りの鳥居があり、その両脇にある大釜や大塩瓶など様々な伝承に満ちている。   (福島市のパンフ参照)


 表参道登口
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 しめ縄の下がる鳥居
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 大釜 (鳥居の右)
  案内板によれば、「天文2(1533)年の銘があり、およそ400年前に上杉謙信が家来の炊出用に使用した」大釜だという。

 境内には、2009年の大河ドラマ「天地人」の主人公・直江兼続の弟、樋口秀兼とその子孫の墓がある。越後の上杉景勝(兼続の主君)は会津120万石に転封され、信夫の地(福島市)は一時期上杉氏の所領となった。兼続は樋口家の長男であるが直江家の養子となり、樋口家は三男の樋口秀兼が相続する。

 また案内板によれば、「この神社は、かつて樋口家が城主だった羽根山城跡 (城といっても一時的な狼煙台程度)でもある。慶長5(1600) 年の『北の関ヶ原』のひとつ、上杉景勝VS伊達政宗の松川合戦に際し、上杉軍はこの羽根山に城を築き伊達軍の動きを監視した」 という。

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大塩瓶 (鳥居の左)
 上杉謙信が甲斐の武田「敵に塩を送る」話は有名だが、案内板によれば「これはその時代に使用された塩貯蔵用の大瓶だ」という。
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 石段が続く参道
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 兎と亀
  案内板によれば、「大昔、この辺り一帯は湖で神社が鎮座する羽根山は島だった。この島にはたくさんの亀が棲んでいて亀ヶ森とも言われた」という。

 また神社の由来を示す案内板には、「古代の昔、二人の神が国を平定するため塩土老翁を道案内としてこの地に来た。そのころ福島盆地は水溜りのような湖水だった。塩土老翁は人が住むためには塩が必要と、を見つけ塩づくりの業を伝えた。そして、その記念として祠が建てられた」...と。

 しかし、福島盆地が浅海だった時代は、人類が誕生する前の約1500万年~1600万年前の地層と、地質調査により確認されている。湖底だったはずの場所から縄文・弥生期以降の史跡が発掘されていることから、福島盆地が古代湖だった伝承は考古学的にはありえないか...。(^-^;

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 羽根山の山頂に鎮座する本殿
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 眼下に広がる田園風景
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