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2023/09/10

回想の寺279.臼杵石仏

大分県臼杵市・2012年6月6日

臼杵石仏 (国宝)
地図

 臼杵石仏は、岩凝灰の岸壁に刻まれた60余体の磨崖仏群。平安後期から鎌倉期にかけて彫られたとされているが、誰がどのような目的で造営したのか分からず、今なお多くの謎に包まれている。昭和55年から14年に及ぶ保存修復が行われ、長い間頭部のみの姿で親しまれた古園石仏中尊の大日如来像が胴と一体となる。そして平成7年6月、臼杵石仏59体が磨崖仏では初めて国宝に指定された。
 
 木彫りと見まがうばかりの見事な彫刻技術と仏の数は、他に類を見ることはなく、文化遺産として内外で高い評価を受けている。なかでも中尊の大日如来像は、日本の石仏を代表する最高傑作と称賛されている。(臼杵石仏事務所のパンフ参照) 


 阿弥陀三尊像    平安後期頃の作。中尊阿弥陀如来像はどっしりとした量感があり、毅然とした表情は彫刻技術の冴えを感じさせる傑作だ。
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 如来三尊像  中尊に金剛界大日如来、右に釈迦如来、左に阿弥陀如来が並び、台座には願文や経巻を納めたであろう穴があった。平安末期頃の作。
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 如来三尊像  中尊の阿弥陀如来はホキ石仏第1群の中心的な存在で、眉・目・髭を墨で描いた静まった量感あふれる顔。平安後期頃の作。
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 地蔵十王像
  中尊に地蔵菩薩をすえ、冥府にあって亡者の罪を裁き救済する十王を左右に5体ずつ配している。錫杖を持たず左足を立てている地蔵菩薩は古い様式で珍しく、光背の彩色唐草紋も残っている。鎌倉期の作。
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 山王山石仏  中尊に大きな如来坐像、左右に脇尊としての如来座像を配した珍しい形式。邪気のない童顔が心を和ませてくれる。「隠れ地蔵」とも呼ばれる平安後期頃の作。
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 古園石仏  以前は落ちた仏頭が台座の上に安置されていた。保存修復の際に仏頭も復位され、昔日のみごとな姿に戻った。
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 中尊の大日如来像  切れ長の目にひきしまった口元が端正で気品あふれる表情をつくり、各方面から限りない称賛を受けている。 
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 臼杵石仏拝観マップ
臼杵石仏マップ


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