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2024/03/25

回想の花85.羽山の里の山野草 (福島県二本松市・2022年5月10日)

羽山の里の 山野草

 このクマガイソウ群生地は、二本松市東和羽山の五十嵐文一さんが、30年もかけて大切に守り続けたみごとなものだ。 個人の所有地で入場料は300円。15000株以上のクマガイソウをはじめ、サクラソウやラショウモンカズラ、ユキザサやエンレイソウ、タイツリソウやイカリソウなど数多くの山野草を観察することができる。


タイツリソウ 
 中国原産。釣竿のような茎に鯛がぶら下がっているようにみえることから、鯛釣草 (タイツリソウ) とも呼ばれている。寒さに強い宿根草で暑さにはやや弱く、陽射しの少ない半日蔭に生息している植物だ。
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 タイツリソウ 
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 シロヤマブキ
  ヤマブキは北海道から九州の低山や丘陵地に普通に生える落葉の低木。「万葉集」にも詠まれるなど古くから観賞されてきた。(NHK「趣味の園芸」参照) ヤマブキとシロヤマブキは別属の植物で、ヤマブキは花が5弁だがシロヤマブキは4弁だ。
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 イカリソウ
  かつての和船の4本鉤の碇 (いかり) に似ているところからこの名前に。「錨草」とも書く。また、昔から強壮、強精の薬草として淫羊 (いんよう) かくの名で知られる。(「季節の花300」参照)   開花期は4~5月。碇の鉤にあたる部分は距 (きょ) と呼ばれる器官で、これは花弁の一部が袋のように変化したもの。距の中には昆虫をおびき寄せるためのが入っている。イカリソウは平地や低山の落葉樹林などに生育し、草丈は最大40cmほど。本州の日本海側では、淡黄色の花をつけるキバナイカリソウが分布している。 (「草木図鑑」参照)
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 ラショウモンカズラ
  春に青紫色の唇形の花が段々に一方向を向いて咲く。花の名は、平安時代に渡辺綱が京の羅生門で退治した鬼女の、切り落とされた腕になぞらえたもの。
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 キバナオドリコソウ
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 ミヤマエンレイソウ
  大きな葉が3枚輪生し茎頂に花が1個つく。内花被片はなく褐色~緑色の外花被片3個、外花被片は卵状で長さ12~20mm。山地の湿り気のある林床に生える。毒草だが使い方しだいでは薬にもなり、食べ物を吐き出させる効果がある。昔は食あたりのとき根を煎じて飲み、命びろいすることから「延齢草」と...。 (「高山植物ポケット図鑑」新潮文庫・参照)
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 ユキザサ
  林下に生え、雪の結晶を思わせる斜めに傾いた茎の上部に雪のように白い花を円錐状につけた花序をつくる。花被片は長楕円で長さ3~4mm、葉は笹の葉に似て長さ6~16cm。(新潮社「高山植物ポケット図鑑」参照)
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 サクラソウ
  サクラソウは、高原や山地のやや湿った草原や開けた森林、河川敷の草原に見られる多年草。春に芽を出し、浅く切れ込みの入った長楕円形の葉を根元から数枚広げる。4月~5月に中央から1本の花茎を出し、花径2~5cmの数輪の花を咲かせる。 (NHK「趣味の園芸」参照)
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