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2023/09/06

回想の館275.山鹿灯籠民芸館 ~ 八千代座

熊本県山鹿市・2012年5月27日

山鹿灯籠民芸館
地図

 少量ののりと和紙だけで作られる山鹿灯籠の歴史は古く、その繊細さと美しさから和紙工芸の極致と称される。室町時代の金灯籠に始まり、大宮神社に奉納するために受け継がれた。長い歴史の中で神殿造りや座敷造り、城造りなど多様化、国指定の伝統工芸品となった。
 
 山鹿灯籠民芸館は、大正14(1925)年に建てられた銀行の内部を改造し、昭和62年4月にオープンした。大正ロマンの香りが漂う洒落た洋館、その館内には各種の山鹿灯籠が展示され、灯籠師たちの多彩な技を見ることができる。(山鹿市のHP参照)


   正面入口
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 旧安田銀行山鹿支店の建物だった
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 金灯籠を製作中
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 完成した作品 (金灯籠
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 灯籠は八女の紙との合作 
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 こんな作品も ... 
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 数百個の金灯籠に明かりが灯る
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 千人灯籠まつり   金灯籠を載せた女性 
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熊本県山鹿市・2012年5月27日

八千代座 (国指定重文)

 
八千代座は、明治43年に旦那衆と呼ばれる山鹿の実業家たちの手によってつくられた芝居小屋。花道や升席など江戸時代の古典的様式に、ドイツ製のレールを使った廻り舞台など充実した機能があった。
当時の山鹿は交通の要衝として隆盛を極め、その豊かさの象徴が八千代座だ。翌年「こけら落とし」が行われ、大正から昭和にかけて各地から芸人たちが来演、多くの観客を楽しませた。

 戦後はテレビの普及などにより、八千代座は廃屋同然となってしまう。しかし、往時を懐かしむ人たちが中心となって30年を超える復興運動を展開。その努力が実り、昭和63年に国の重要文化財に指定された。そして坂東玉三郎の公演、八千代座に寄せる山鹿の人々の情熱は、「華やかなりしあのころ」を蘇らせたのである。
(山鹿市のHP参照)


全 景
 八千代座の屋根には約3万3千枚の瓦が乗っているが、玄関正面の部分には古い瓦が1500枚使用されている。
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   菰 樽
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太鼓櫓 (たいこやぐら)
 屋根裏を通り、おとな一人がやっと通れる穴を抜けると水色の幕に出ます。昔は、ここから町中に櫓太鼓が響き、芝居のあることを知らせていました。
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 シャンディリアと天井広告画
  平成の大修理 (H8~13年)で復活したのが真鍮製の大きなシャンディリア。第二次大戦の金属供出で失われたが、およそ60年ぶりに優美な姿を再現した。また、八千代座の特徴のひとつが天井広告画で、現存する他の芝居小屋には見られないものだ。
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 2階桟敷席 
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 舞  台    舞台中央には廻り舞台と呼ばれる舞台装置がある。
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 升 席   本花道と仮花道に囲まれ木の棒で仕切られた客席
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 廻り舞台を支えるレールと車輪はドイツのクルップ社製 
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 楽 屋
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