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2023/12/30

景観100選 109・110 フルーツライン・栗本堰の円形分水工 (2016年7月25日)

フルーツライン

  桃の生産量が全国第2位を誇る福島県 (29,300t)、ちなみに1位は山梨県の39,100tで、3位は長野県の15,400t (2014.1.14発表)、この3県でじつに全国の70%のシェアを占める。7月下旬になると、フルーツライン (広域農道) 沿いの観光果樹園桃狩りを楽しむことができる。この時期は「日川白鳳」や「暁星」、そして福島県主力の「あかつき」などの品種だ。(福島市のHP参照)


 フルーツライン (広域農道) 
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 たわわに実った桃
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 食べごろかな ?
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景観100選 110  (2016年4月8日)

本堰の円形分水工

 栗本堰は江戸時代に栗本三左衛門が開削した用水路。かつては、信夫郡の笹生村、笹谷村、平野村と福島市の清水、鎌田地区にまたがる水田1000㌶のかんがい用水 (一般用水も含む) を、松川左岸の栗本堰、一の堰、笹谷大堰の三堰が個々に引水していた。

 しかし各堰とも不完全な堰で、毎年のように多額な費用をかけて取水設備を補修する必要があった。さらに、下流の水田の植付時期が遅れ、稲作に大きな被害をもたらしていた。そこで昭和21年から25年にかけ、県営用水路改良事業として三つの堰を合併。松川砂防堰提を利用して取水口を設け、旧水路を広げさらに新水路を開削、官民一体となって現在の形に完成した。(「水土楽ネット」参照)


  栗本堰
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 分水工の脇にある桜
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円形分水工
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 建設当時、円形分水工は画期的な工作物だった。円の中心から湧き出す水を、周りの28個の分水口から灌漑用水を配分。その割合は水田耕作面積によって大笹生地区方面が10口、笹谷地区方面が18口である。この円形分水工は、水量の調整が可能で、分水量の公平性が維持される構造となっている。(「水土楽ネット」参照)


断面図


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2023/12/30

景観100選 106 天王寺 (2015年4月30日)

 天王寺

   1400年の歴史を持つとされる古刹。毘沙門天や国指定重要文化財の陶製経筒があり、奥州三十三観音の霊場にも数えられている。現在の建物は、元禄年間(1688~1703)に焼失した後の宝永7(1710)年に再建された古建築だ。(福島市のパンフ参照)


 参道の入口   臨済宗妙心寺派とある
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 山  門   山号は香積山
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 本 堂    朱塗りの屋根が背後の新緑に鮮やか
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 水かけ地蔵尊  水は枯れていた
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 信達三十三観音 十一番札所・聖観音
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 天王寺大銀杏 (なき銀杏)
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 ぼけ除け観音
      平成13年に建立された、「ぼけから救い健やかな長寿に導く」という、高齢化社会対応の新しき観音さまだ。 (^.^)
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 境内案内図
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2023/12/30

景観100選 105 塩釜神社 (2015年4月29日)

塩釜神社

 塩釜神社は大笹生の小高い丘 (標高175.8mの羽根山) に鎮座している。急勾配の石段を登った先にコンクリート造りの鳥居があり、その両脇にある大釜や大塩瓶など様々な伝承に満ちている。   (福島市のパンフ参照)


 表参道登口
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 しめ縄の下がる鳥居
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 大釜 (鳥居の右)
  案内板によれば、「天文2(1533)年の銘があり、およそ400年前に上杉謙信が家来の炊出用に使用した」大釜だという。

 境内には、2009年の大河ドラマ「天地人」の主人公・直江兼続の弟、樋口秀兼とその子孫の墓がある。越後の上杉景勝(兼続の主君)は会津120万石に転封され、信夫の地(福島市)は一時期上杉氏の所領となった。兼続は樋口家の長男であるが直江家の養子となり、樋口家は三男の樋口秀兼が相続する。

 また案内板によれば、「この神社は、かつて樋口家が城主だった羽根山城跡 (城といっても一時的な狼煙台程度)でもある。慶長5(1600) 年の『北の関ヶ原』のひとつ、上杉景勝VS伊達政宗の松川合戦に際し、上杉軍はこの羽根山に城を築き伊達軍の動きを監視した」 という。

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大塩瓶 (鳥居の左)
 上杉謙信が甲斐の武田「敵に塩を送る」話は有名だが、案内板によれば「これはその時代に使用された塩貯蔵用の大瓶だ」という。
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 石段が続く参道
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 兎と亀
  案内板によれば、「大昔、この辺り一帯は湖で神社が鎮座する羽根山は島だった。この島にはたくさんの亀が棲んでいて亀ヶ森とも言われた」という。

 また神社の由来を示す案内板には、「古代の昔、二人の神が国を平定するため塩土老翁を道案内としてこの地に来た。そのころ福島盆地は水溜りのような湖水だった。塩土老翁は人が住むためには塩が必要と、を見つけ塩づくりの業を伝えた。そして、その記念として祠が建てられた」...と。

 しかし、福島盆地が浅海だった時代は、人類が誕生する前の約1500万年~1600万年前の地層と、地質調査により確認されている。湖底だったはずの場所から縄文・弥生期以降の史跡が発掘されていることから、福島盆地が古代湖だった伝承は考古学的にはありえないか...。(^-^;

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 羽根山の山頂に鎮座する本殿
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 眼下に広がる田園風景
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2023/12/29

景観100選 104 陽林寺 (2023年7月4日)

陽林寺
 
 永正10(1513)年に開山された伊達稙宗(たねむね)ゆかりの寺院だ。谷あいの山道をたどると仁王尊を安置する山門、さらに石段を登ると正面に本堂がある。江戸末期には信達文人(しんたつぶんじん)の集いの場であり、福島市の史跡及び名勝に指定されている。境内の一面に紫陽花が咲いていた。(福島市のHP参照) 


 山 門

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 参 道
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 本 堂
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 紫陽花祭り
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 参道沿いの紫陽花
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 境内一面に咲くアナベル
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 案内板
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2023/12/29

景観100選 103 紅葉の黒岩虚空蔵尊 (2020年11月5日)

紅葉の黒岩虚空蔵尊
地図

 「黒岩の虚空蔵さま」として福島市民に親しまれており、境内から眺める阿武隈川の景観は一見の価値がある。虚空蔵尊の境内は阿武隈川を望む起伏にとんだ小丘地で、昔から仏道修行の場となってきた。寺の創建は9世紀初頭に遡るといわれ、福島市の史跡及び名勝に指定されている。(福島市のHPを参照) 


 案内板
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 満願寺本堂
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 虚空蔵尊は阿武隈川を見下ろす断崖の上に建つ
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 「撫で牛」と「撫で寅」が鎮座
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 虚空蔵尊の額
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 裏手に十六体の羅漢像がある
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 真っ赤に色づく紅葉 
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  お堂の屋根
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屋根を背景に紅葉が映える ♪
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