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2022/11/09

回想の滝131.大川の滝 ~ トローキの滝 ~ 千尋の滝

鹿児島県屋久島町・2004年5月

大川 (おおこ) の滝 (滝百選・88m)
地図


 1ヶ月に40日雨が降るとも言われ、ひと晩で景観を変えてしまうほど多雨の屋久島。そんな屋久島にあって、いちばん人気は大川の滝だ。島の西南、西部林道の入り口にあり落差は88m。滝壺まで歩いて行けるので、飛沫を浴びながらそのスケールを感じることができる。

 大川の滝のそばにある岩の割れ目から、
 清冽な水がコンコンと湧き出している。 屋久島は土壌の薄い花崗岩なので、水はほとんどミネラル分を含まない。口あたりがやわらかく飲みやすい軟水で、素材の旨みをひきだすため料理に向いているという。


  滝百選の碑
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 滝壺まで歩いて行ける
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 飛沫を浴びて感じる
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 滝のスケール
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トローキの滝

 車道から手軽に見下ろせるのが、麦生のトローキの滝。上流に千尋の滝をもつ鯛ノ川の流れが、直接海にドボンと落ちている。滝の轟音「とどろき」が、この滝の名前の「トローキ」になまったとも言われている。滝は屋久島の水循環をもっともダイナミックに感じられる場所だ。

 その日、この滝の上空をヘリコプターが飛びかっていた。後で知ったことだが、鯛ノ川の沢登りをしていた中年の男女が流される事故があったらしい。残念なことに亡くなられたそうだ。
 


 屋久島の水循環
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 直接海にドボンと落ちている
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2014年3月11日・鹿児島県屋久島町

千尋 (せんぴろ)  (落差60m)
 
   洋上アルプスともいわれる屋久島は、年間降水量が4000~10000ミリにも達する雨の島だ。そんな屋久島を代表する滝のひとつがこの滝で、モッチョム岳 (979m) 東麓にある花崗岩の断崖を、鯛ノ川が豪快に落下する。滝の右岸には巨大な花崗岩のスラブ (幅400m、高さ200mの一枚岩) が迫り、観瀑台から望む景観は絶景だ。大雨の直後は豪瀑と化し、巨大なスラブ上に幾筋もの滝が出現する光景は圧巻である。 (「日本の滝」山と渓谷社・参照)


 観瀑台から
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 巨大な花崗岩のスラブ 
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2022/10/30

回想の滝121.眞名井の滝 ~ 雪輪の滝

宮崎県高千穂町・2012年6月11日

高千穂峡 眞名井の滝 (滝百選・17m)
地図
 
 朝食後すぐ天岩戸神社近くの民宿を発ち、観光名所の高千穂峡へ行った。駐車場から続く遊歩道をたどれば真名井の滝にアプローチできるが、滝下の景観を見るにはボートに乗らなければならない。
 
 高千穂峡は、阿蘇山から噴出した溶結凝灰岩が、五ヶ瀬川の侵食によって高さ80~100mにおよぶ柱状節理の断崖となったもの。その絶壁の途中から、真名井の滝が峡谷の碧水へと優雅に落下している。滝の周辺は、垂直に切り立った断崖が両側から迫って深い淵となり、神話の里に似つかわしい神秘的な雰囲気が漂っていた。


 高千穂峡
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 柱状節理の断崖
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 ボートに乗ってみた
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  真名井の滝
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2012年6月3日・愛媛県宇和島市

渓流瀑 雪輪の滝 (滝百選・300m)

 入口の万年橋から歩いて30分ほどで雪輪の滝に着いた。大きな一枚の岩を流れる水が、まるで大きな雪の輪のように落下する様が、この滝の名の由来ともなっていて、日本の滝百選にも選ばれている。優美で華麗、女性的な名瀑だ。

 すぐ側にある落合淵は滑床渓谷で最も深い水の色をしており、見ていると思わず引き込まれそうになる。この滝の上流にも、千畳敷や奥千畳といった見どころもあるようだが、時間もないので引き返した。
 

 滝見台から見える最前面の滝、この奥にもあり、落差の総計は300m
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 まるで雪の輪のように滑り落ちる
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 濃紺の水を湛える落合淵
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2022/10/27

回想の滝118.寂地五竜の滝 ~ 岩井滝

山口県岩国市・2011年6月9日

5つの滝 寂地五竜の滝 (滝百選・100m)
地図
 
 寂地五竜の滝は、広島 ~ 島根 ~ 山口の3県が接する寂地山の南麓、宇佐川上流の寂地峡にかかる滝群の総称。寂地川の清流が奇岩怪石の連なる峡谷を奔走、5つの滝となって流れ落ちている。
 
 下流から順に、竜尾の滝 ~ 登竜の滝 ~ 白竜の滝 ~ 竜門の滝~ 竜頭の滝 と名付けられている。ひとつひとつの滝はそれほど大きくないが、地形が急峻なため5つの滝が接近して落ち、全高低差は100mを超えるという。それぞれの滝つぼは深い釜となって、エメラルドグリーンの水を湛えていた。


 名滝百選・名水百選の碑
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 竜尾の滝・遠景
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   竜尾の滝
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 エメラルドグリーンの水を湛える釜 
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 登竜の滝
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 奇岩怪石の連なる峡谷を奔走
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 奇岩怪石の連なる峡谷を奔走
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 白竜の滝 この上流に竜門の滝と竜頭の滝がある
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2011年6月11日・岡山県鏡野町

水のカーテン 岩井滝
地図

 名水百選の岩井をさらに登ると涼しげな岩井滝があった。この滝は、
大きく突き出た岩盤が岩屋を形成し、滝の裏側から流れ落ちる景観を眺めることができる「裏見の滝」。水のカーテンを通して見る景観は涼感抜群で、とても涼しかった。♪


 岩井滝・全景
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 水のカーテン
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 滝の裏に入ると
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 裏側も水のカーテン
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 涼感抜群でとても涼しい ♪
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2022/10/26

回想の滝117.大山滝 ~ 壇鏡の滝

鳥取県琴裏町・2005年10月22日

ニ段の 大山滝 (滝百選・37m)
地図

 大山登山の前日、名滝百選のひとつ大山滝に行った。大山滝は、加瀬蛇川上流の地獄谷にある、落差37mの二段の滝である。一向平から遊歩道が整備されていて、途中、大滝山不動明王の湧水を飲んだり、吊り橋を渡ったりしながら滝見場に着いた。


 案内板
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  大山吊り橋
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 落差37mの二段の滝
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    滝つぼ
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 滝の下流
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2012年5月15日・島根県隠岐の島町

裏見の 壇鏡の滝 (滝百選・50m)

 港近くの民宿に宿泊した翌朝、雨のなかレンタカーで壇鏡の滝湧水に向かった。那久川上流の岩壁の中央に壇鏡神社が鎮座、湧水はその横尾山の山中にある。那久川はオキサンショウウオ (隠岐の固有種) も生息している清流だ。
 
 この湧水は勝利の女神の水、火難防止の水、不老長寿の水としても有名。島の闘牛大会や相撲大会に出場する人たちは、必ずこの水で身を清めてから大会に臨む、そうした慣習が今もなお続いている。かつて、山焼きや火入れなどを行う際には、火伏せの水として必ずこの水で身を清めた。また、万病に効く不老長寿の水としても重宝され、参拝するとき水筒を持つ人が少なくないという。 (環境省のHP参照)


 杉並木の参道
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 雄滝 (落差50m)
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  雄滝は裏見の滝
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 雌滝 (落差40m)
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 水汲み場 滝は名水百選のひとつでもある
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2022/10/21

回想の滝112.原不動滝 ~ 布引の滝

兵庫県宍粟市・2020年8月8日

男滝と女滝 原不動滝 (滝百選・88m) 

 朝7時30分に養父市内のホテルを発ち ~ 国道9号 ~ 7時56分に浅尾滝の駐車場着、浅尾滝を撮影 ~ 国道9号 ~ 八鹿氷ノ山IC ~ 北近畿豊岡道 ~ 和田山IC ~ 9時に竹田駅前駐車場着、「天空の城」として名高い竹田城下を散策 ~  和田山IC ~ 北近畿豊岡道 ~ 養父IC ~ 県道48号 ~ 11時10分に養父市大屋町の大杉公民館着、3階建ての養蚕住宅が点在している大杉集落を散策 ~ 県道48号 ~若杉峠 ~ 国道29号 ~ 12時45分に原不動滝駐車場着、ここまでの走行距離は957.4km、原不動滝を撮影 

 原不動滝は天滝とともに兵庫県を代表する名瀑のひとつで、ブナやモミの原生林に包まれた渓谷を3段に流れ落ちる勇壮な男滝と、それによりそう女滝からなっている。落差88mの岩肌を滑り落ちる姿は荘厳で美しい。鉄製のつり橋など遊歩道が整備されているが、あまりにも橋がりっぱすぎて野趣あふれる雰囲気を半減させている。つり橋のワイヤーが滝の写真に写ってしまうのも残念だ。


 道の両側に不動明王の幟
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 湧水でのどを潤す
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 滝へ至るつり橋
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 上~中段の滝 つり橋のワイヤーが目障り
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 右側が3段に落ちる落差88mの男滝、左が寄り添う女滝
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 清流で川遊びに興じる家族連れ
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 原川の河原に整備されたオートキャンプ場
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2011年9月27日・神戸市

神戸駅から徒歩圏内 布引の滝 (滝百選・43m)

 日本の滝百選のなかで、これほど大都会と接している滝はないだろう。新幹線の新神戸駅から徒歩圏内にあり、駅周辺にはビルが林立している。しかし、シイやカシなどの常緑樹に覆われた渓谷に一歩入ると、大都会の喧騒がうそのような静寂に包まれる。神戸港に注ぐ生田川が、かつて六甲山の隆起によって滝を形成したもので、上流から雄滝 ~ 夫婦滝 ~ 鼓ケ滝 ~ 雌滝と続き、これらを総称して「布引の滝」と呼んでいる。 (山と渓谷社「日本の滝」参照)



 滝の案内板
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    雌 滝
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 ここは平安の昔より和歌に詠まれた景勝地
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   雄滝遠景
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    雄 滝
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