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2011/04/03

ひめさゆり山荘 (2007年3月27日開設)

めさゆり山荘へようこそ


   ひめさゆりは、近縁種のささゆりが分布を東北に伸ばし、環境に適応するように進化したものとみられています。福島・山形・新潟3県の県境に接する飯豊・朝日・吾妻山系と、守門岳・浅草岳や宮城県白石川上流の一部にだけ自生する貴重な植物です。

 山形県朝日町の椚平棚田
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めさゆり山荘は癒しの空間

 ブナの森が発するフィトンチッド、滝壺のマイナスイオン、ふたつのシャワーを全身に浴びて、ごゆっくりおくつろぎください。♪            (2007年3月27日開設)

  ひめさゆり山荘 (山形県大江町の大山自然公園)
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野の花や野鳥のさえずりに癒される

 開花は、平年であれば6月初旬から始まり、中旬頃に盛りとなります。雪国の山間部にひっそりと可憐に咲くことから「
乙女ゆり」ともよばれるそうです。里に咲くゆりと比べると少し弱々しい感じもしますが、清楚で可憐なその姿には魅了されますね。

   「は無心にして蝶を招き は無心にして花を訪ねる」 良寛
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    野鳥のさえずり♪    (福島市小鳥の森のヤマガラ)
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森の緑と渓流のせせらぎに癒される

 
癒しの空間「ひめさゆり山荘」の近くにあるブナの森、この森を歩き全身にグリーンシャワーを浴びてください。広大なブナの原生林がある飯豊 ~ 朝日連峰ブナの森が発するフィトンチッドで心身ともに癒されるでしょう。

    ブナの森で森林セラピー 
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     渓流のせせらぎ  (栃木県塩谷町の尚仁沢湧水)
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  朝霧に霞む湖 (山形県飯豊町の白川湖)
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   ※ どうぞ画面を125%に拡大してご覧ください。ぴったりフィットで格段に見やす
くなります。♪

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2023/03/29

回想の園136.偕楽園 ~ つくば道

水戸市・2013年3月17日

日本三名園 偕楽園
地図

 南方から梅の便りもちらほら ... 春風に誘われて水戸の偕楽園まで足を伸ばしてきた。まだ3分咲き程度だったが、ほんのりと梅の香漂う園内で、うららかな春の光を体いっぱい浴びてきた。
 
   偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつで、天保13(1842)年に水戸藩九代藩主・徳川斉昭によって造られた。斉昭は千波湖に臨む七面山を切り開き、領内の民と(とも)に楽しみたいと「偕楽園」を造園。およそ13haの園内に百品種・三千本の梅が植えられ、早春には観梅客でにぎわう。(水戸市観光協会のパンフ参照)  


 見晴らし広場から
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 日当たりのいいところは早く咲いている
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 紅梅がほころびかけていた
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 紅梅と白梅 
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 見晴らし広場
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 好文亭
  徳川斉昭が偕楽園内に休憩所として建てたもので、名前は梅の異名「好文木」に由来。三階の楽寿楼からの眺望はみごとだ。 
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 笑顔が可愛い「梅大使」 
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 柳川枝垂
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 紅 梅
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 白 梅 
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 ピンクの八重 
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 マップ
偕楽園のマップ



茨城県つくば市・72016年12月3日

筑波山神社の参道 つくば道

 筑波山は標高900mにも満たない百名山だが、関東平野に直接聳えていることもあって、かなり遠くからその姿を眺めることができる。昔から信仰の山として崇められてきた。山そのものがご神体で、男体山と女体山の二つの山頂がそれぞれ本殿。中腹に拝殿があり、総じて筑波山神社とよばれている。

 その拝殿周辺の集落は、かつて江戸方面からの参拝客を迎え入れたところだ。江戸からは鬼門にあたる北東方面にあり、徳川家の祈願所として指定され幕府により門前町が形成された。現在は拝殿まで自動車道が通り、直線で駆け上がる江戸期からの参道は、ホテル・旅館街の陰にひっそりと隠れていた。 (いらかぐみ「郷愁小路」さんのHP参照)


 一の鳥居
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 参道はつづら折りがなく急勾配
   
 畑仕事をしていた住人の話では、「かつては石段の道だったが、車社会になってからコンクリート舗装した」という。
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 夕暮れが近い関東平野
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 白壁と冠木門
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 急傾斜地に建つ住宅
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 筑波山麓郵便局  和洋折衷の下見板張りに瓦屋根
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 江戸期の道筋がそのまま残り古の道を髣髴させる
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 「つくば道」の碑
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2023/03/28

回想の寺135.鎌倉散策 ~ 明治神宮

神奈川県鎌倉市・2006年5月26日

鎌倉の名刹散策
地図


 現職中東京出張の際、鎌倉まで足を伸ばし散策してきたことがあった。JR北鎌倉駅で降り、鎌倉五山とよばれている円覚寺 ~ 浄智寺 ~ 建長寺などの古刹をめぐった。亀ケ谷坂切通しを経て、鶴岡八幡宮にたどり着く。ここはあじさいの季節だけでなく、仏像を拝観し禅の心に触れ、四季折々の風情が楽しめるコースだ。


 こんどは、鎌倉駅で江ノ電に乗り換えて長谷駅で降りる。そして、長谷観音で知られる長谷寺や、鎌倉大仏で有名な高徳院を拝観した。鎌倉は多くの詩人や作家が足跡を残したまちで、この付近に鎌倉文学館などがある。  


 円覚寺山門
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 「縁切寺」  東慶寺
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 東慶寺境内の小さな仏像
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 建長寺総門
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 建長寺山門
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 鶴岡八幡宮
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    大銀杏
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 源氏池
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 高徳院の鎌倉大仏
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東京都渋谷区・2013年10月5日

明治神宮
地図

 先月5日に東京新宿区の神楽坂で、学生時代に所属していた研究会のOBがあり3年ぶりに上京。時間に余裕があったので、これまで一度も訪れたことがない明治神宮に参拝してきた。 
 
  明治神宮明治天皇昭憲皇后を祀る。大相撲の土俵入りが行われ、初詣の参拝者数が日本一の神社として名高い。内苑を中心に多くのスポーツ施設を有する外苑と、結婚式やセレモニー会場の明治記念館とからなっている。鬱蒼と茂った「神宮の森」は、神宮鎮座にあたり全国から献木された10万本を植栽した人工林だ。面積は70万㎡で、現在は約17万本245種の豊かな森に成長している。 (明治神宮のHP参照)


 鳥 居
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 拝 殿
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 御神木
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 結婚式
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2023/03/27

回想の寺134.新勝寺 ~ 香取神宮

千葉県成田市・2010年12月5日

成田山 新勝寺
地図

 鋸南富山ICで高速の館山道に乗り、~ 宮野木JCT ~ 成田ICで降り、明治神宮や川崎大師と並んで初詣の寺として有名な成田山新勝寺に立ち寄ってきた。どちらかといえば極彩色の日光東照宮風 ... 私好みではなかったので、公園の紅葉を楽しんだ。
 
 ちなみに、初詣の人出ベスト5は、
  1位 明治神宮 (東京都渋谷区)     約320万人
  2位 成田山新勝寺 (千葉県成田市)   約298万人
  3位 川崎大師平間寺 (川崎市)     約296万人
  4位 伏見稲荷神社 (京都市)        約270万人
  5位 住吉神社 (大阪市)          約260万人
 以下、浅草寺 ~ 鶴岡八幡宮 ~ 熱田神宮 ~ 氷川神社 (さいたま市) ~ 大宰府天満宮と続く。


 仁王門 (国指定重文・観光協会の写真を引用)
仁王門


    鐘 楼 
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 一切経堂 
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 成田山公園
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 紅葉と黄葉
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 陽光に煌めく紅葉
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 境内図 (新勝寺のHPから)
境内図



千葉県香取市・2009年3月21 日

下総国一宮 香取神宮

 
香取神宮の創建は神武天皇の御代と伝えられ、祭神は日本書紀の国譲り神話に登場する経津主大神(フツヌシ) とされています。下総国一宮で、明治以前に神宮の称号を与えられていたのは、伊勢神宮・香取神宮・鹿島神宮のみとか。
本殿・中殿・拝殿が連なる社殿は、元禄13 (1700) 年に徳川五代将軍綱吉により造営された壮大な権現造で、鹿皮のような色をした桧皮葺の屋根に黒塗りの姿がとてもに美しい。(香取市商工観光課のHPより)

 また、香取神宮のオフィシャルHPのご由緒には、「古くから国家鎮護の神として皇室からのご崇敬が篤く、「神宮」の称号を以て奉祀されてきました。中世以降は下総国の一宮、明治以後の社格制では官幣大社に列し、昭和17年、勅祭社に治定され今日に至ります。奈良の春日大社や宮城の鹽竈神社を始めとして、香取大神を祭神とする神社は全国各地に及んでいます。」とありました。

 上記の香取神宮ご由緒や香取市商工観光課の説明文は、おそらく正史とされる「日本書記」の香取神宮に関する記述に拠っていると思われます。まあ当然といえば当然のことなのですが ... 上山春平氏と梅原猛氏の見解は、「日本書記は公式には舎人親王と太安万侶の編纂となっているが、藤原不比等が大きく関与し藤原氏に都合のいい内容になっている。」

 藤原氏が祀る奈良の春日大社には、常陸鹿島神宮の祭神タケミカヅチと下総香取神宮の祭神フツヌシが勧請されていて、しかも、奇妙なことに東国から招かれたこの二柱の神が、藤原氏の祖であるアメノコヤネノミコトよりも厚く丁重に祀られているのです。

 梅原氏は「隠された十字架」のなかで、「中臣氏は、帰化人の血を引く東国出身らしい成り上がり者であり、この成り上がり者が鎌足の父・御食子 (ミケコ) を祖とし、不比等まで三代で政治の実権をほぼその手に握ったのである」とし、さらに「神々の琉竄」では、「とにかく中臣氏は、天才政治家鎌足のときに、突然政界に登場し、しかもたちまち中央政治の支配者となった。

 こうして成り上がった中臣氏は、古い由緒ある神社をほしがっていた」と書いています。古代最大の豪族で没落した物部氏が東国に残したフツヌシの大神を接収したと推定し、フツヌシが登場する国譲り神話は、藤原氏による宗教権と軍事権の独占の正当化を暗示していると...。


 入口にある朱塗の大鳥居
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 参 道  両側に石灯籠
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 鳥居の奥に朱塗りの楼門 (国指定重文)
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 重厚な権現造の社殿 (国指定重文)
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2023/03/26

回想の寺133.鑁阿寺

栃木県足利市・2015年11月21日

足利氏の館だった 鑁阿寺 (ばんなじ・国宝)
 
 鑁阿寺は鎌倉初期の建久7(1196) 年、足利義兼によって建立された真言宗大日派の本山で、山号は金剛山。足利氏の本尊である大日如来を祀っている。もともとは足利氏の館で、およそ4万平方㍍に及ぶ境内は、四方に門を設け土塁と堀がめぐらされている。平安後期の武士の館の面影が残されており、「足利氏館」として日本百名城の一つにもなっている。

 源姓足利氏の2代目・義兼が、邸宅内に持仏堂を建てたのが始まりとされる。その子義氏が建立した本堂は1229年、落雷により焼失する。尊氏の父の足利貞氏が正安元 (1299) 年、禅宗様を取り入れて再建。その後、鎌倉時代から室町時代にかけ寺院として整備され、室町将軍家や鎌倉公方家など足利氏の氏寺として手厚く庇護された。

 本堂は、中国で最新の寺院建築様式だった禅宗様をいち早く取り入れたもの。密教寺院における禅宗様仏堂の初期の例として、また関東地方における禅宗様の古例として貴重である。平成25年、国宝に指定された。 (足利市のHP参照)


 
山門と太鼓橋  (県指定有形文化財)
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 山号「金剛山」の扁額
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 参 道
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 水 屋
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 鐘 楼  (国指定重文)
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 多宝堂  (県指定有形文化財)
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 紅葉と黄葉に包まれた多宝塔
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 本 堂  (国宝)
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 不動堂
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 経 堂  (国指定重文)
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 御霊屋 (県指定有形文化財)
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 大黒堂
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 大イチョウ  (県指定天然記念物・樹齢600年)
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 伽藍図
伽藍図

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